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2006年05月25日

●マンガの旅 「おおきく振りかぶって」

先日発表された第10回手塚治虫文化賞(朝日新聞主催)で新生賞を受賞した、高校野球マンガ「おおきく振りかぶって」(アフタヌーン連載中)。

受賞はトーゼンもトーゼンの、いま一番面白い野球マンガ。作者は30代の女性で、小学生のころに「ドカベン」に夢中になり、高校生のころは近所の公立高校が甲子園でベスト4に進んで熱狂したとのこと(浦和市立のコトだと思うのですが、確かに高校生らしいいいチームだった)。

とにかく高校野球への作者の愛情が作品のスミズミにまであふれている愛すべき作品。理論的にもしっかりしていて、ピッチングの配球での残像効果にきちんと触れる野球マンガなんて初めて!(残像効果については、NHK・BSのメジャーリーグ中継での、元シアトルマリナーズの長谷川滋利の解説を聞かれたし)。

高校スポーツというと、浜松を舞台として高校柔道を描いた「帯をギュッとね!」という名作がありました。男子5人組と女子2人によるさわやか且つ面白い柔道部生活が描かれていたのですが、それと似た感じで、野球好きの高校生たちの等身大の姿がさわやかに描かれています。こんな仲間がいるんだったら、高校野球やりたかったなあと思わせてくれるマンガです。


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