●ヒルズ黙示録
大鹿記者のお話によると、ライブドアによるニッポン放送株買収や楽天によるTBS株買収は、ホリエモンや三木谷氏を村上氏があおってやらせた性格が強い。村上氏は、一連の出来事のプロデュサーであり、“悪魔的魅力をもったヒルズの神”であった。それに対して、近年目立った成果を挙げていなかった東京地検特捜部が、「額に汗する人」を守らねばというようないささか時代遅れの認識のもと、世間ウケする目立った成果を挙げるためにつぶしにかかった側面がある。そしてジャーナリズムもその流れに追随してしまっている。
しかし、バブル崩壊後に景気回復のためと称して公共事業にばく大な投資をしてしまった結果ふくれあがってしまった財政赤字。そこに加えて、税金で金融機関の不良債権処理をしたことにより、民間の借金が公の財政に移転された結果、日本の財政赤字は本当に巨大なものとなってしまった。その解消を図りつつ経済を循環させていかなければならないという極めて困難な課題を、旧来型のぬるま湯体質の経営陣と「額に汗する人」たちの力だけで、ホントにクリアしていくことができるのか?単純なモノづくりに関しては、成長する中国やインドの力がますます強まる中では、「オツムに汗する人」を育て、増やしていかなければならない時に、そうした存在の先駆者である村上氏やホリエモンたちを、軽微な違法性をあげつらってバッシングしていていいのか。
いま日本の社会に求められているコトは、グローバル化した経済に対応した司法・検察システムに作り変えていくこと。ばく大な財政負担を解決していく経済・行政システムを創り上げていくこと。そして、そうした方向にキチンと国民の意識を涵養していく役割をジャーナリズムが果たしていくこと。この三点が今の日本に求められている。
といったコトが語られました。ただし後半部分は私の主観がかなり入ってしまっているため、大鹿記者のお話とは異なる部分が多々あるかもしれません、念のため。大鹿記者は明日発売のアエラに、逆風の中リスク覚悟で「村上は無実だ」という題の記事を書いたとのこと(スゲー!)。「刮目して見よ!」ですね。

コメント
刮目して百年の後を見ん・・北村透谷でしたっけ・・・違いましたか?
Posted by: Hatta Fumi | 2006年06月13日 00:45
えっ、そうなの?北村透谷の言葉は知りませんでした。「男子三日会わざれば刮目して見よ」だったかな・・・?
Posted by: eichan | 2006年06月13日 12:36