●ぬまづまちづくり講演会
今日の10時から沼津信用金庫のホールで、ぬまづまちづくり講演会が商店街連盟などの主催で開かれました。さっき終わって電車に飛び乗ったトコロなのですが、いやー、面白かったア!
講師の藻谷さんは、日本政策投資銀行の人で、私と同年代。国内3200市町村の99.9パーセントと海外53カ国をおおむね自費で巡歴し、統計数字と目の前の現実を検証したというツワモノ。
話の要旨を勝手にまとめると、小売り業の売り上げは、沼津でも三島でも静岡でも、東京、大阪でさえも減少している。それは地域全体の所得が減少しているから。96年を境に所得は減少し始めたのだが、それはその年から退職者の数が新卒就職者の数より多くなり始めたため。
稼ぐヒトの数が減るんだから、トーゼン所得は減る。財布の中身が薄くなっているのに、一方で大型店舗の郊外進出で売場面積は増えているので効率は悪くなり、売り上げも減少していくと。
そして、団塊の世代が退職期を迎える来年からは相当の影響が出てくる。こうした状況を正しく認識したうえで、適切な対策をしていかならない。その上で・・といった話で、スゴイ刺激的でした。
まちづくりがダメなトコロでは、まちの中身ではなく、足(駐車場や交通)ばかりが問題にされる。まちづくりに起爆剤なんて無い。まちづくりは、砂漠での緑化作業のようなモノ。という言葉も、沼津のまちづくりを考える上で印象的な言葉でした。

コメント
15年ぶりに沼津に戻ってきました。活気は無く駅の周辺も人が疎ら。これがあの沼津ってのが正直な感想でした。
他県、特に関東圏に居ましたが沼津の人達は保守的というか守ってばかり。井出さん・渡辺さんが市長だった頃は皆考えて変えていこうともっと必死だった。
今はにやけながらもっともらしい事言ってはいるのに自分は動かない人が多すぎますね。
まっ昔も居ましたが自分から動く人の方が多かったのを覚えています。
いつのまにかゴール・目的そして夢を持たない行政になってしまったみたいですね・・・・
国がどうのとか公共事業で何とかとか口にする前に自分の家族、子供たちの事をよく見てほしいものです。
当たり前の事だからといわず何故福祉なのか何故環境保護なのか。目指す世界はどんなものなのか。そのために中村さんは今何をしこの先どう行動していくのか。私たちは今何をしこれからどう行動していけばもっと色々な意味で豊かに暮らしていけるのか。
お考えを教えてください。
私たちに訴えてください。
どうすれば沼津は生き返るのでしょうか・?
Posted by: ゆうじ | 2006年11月05日 05:37
コメントありがとうございます。
簡単にはお答えできないことが多いのですが
>何故福祉なのか について。
改進宣言に書いてあるのですが、「政治が果たすべき主な役割は、①誰もが安心して暮らせる社会をつくっていくこと。そして、②そうした社会を持続させていくために、社会の血液循環である経済がうまく回っていくようにしていくこと」だと思います。それで、基本的には福祉は①の問題ですよね。
「55年体制」と言われる戦後の日本の政治は、いわゆる革新勢力が①を強く主張し、保守勢力が②を主張。長期政権を担った保守が②を主に追求しながら革新の①の主張を取り入れて福祉国家を作ってきた、という流れだと思います。
このように二兎追うことが矛盾なく可能だったのは、高度の経済成長、人口増社会であったからだと思います。年金も働く世代が増えていく時代は現行のやり方で問題なかった。ところが、藻谷さんの話にあるように人口減社会になったことによって、今までのやり方では通用しなくなってきている。それが、年金などの社会保障制度の劣化と、それゆえの不安をもたらしているのだと思います。
そうしますと、人口減社会という現実を踏まえて、厳しい財政事情をわきまえた上で①②の課題をどう解決していくのか。そうした認識の下に現実の課題に取り組んでいくのが、現在求められている政治の新しいスタンスだと思うということなのです。
もう一つ。冷戦崩壊後に経済がグローバル化する中で、経済競争はかつてよりも厳しいものとなってきました。そうした中で、経済的に強い者と弱い者との格差が広がる、いわゆる二極化の現象が日本だけではなく世界規模で起きてきているのだと思います。
そうした中、経済的弱者でも安心して暮らしていくことができるように、税金を使ってしていかなければならないのにもかかわらず、財政難を理由に福祉分野がカットされていってしまうという状況があると思います。静岡空港のような大型公共事業が継続される一方で、格差を是正するための部分の税金支出が減じられていくのだとしたら、これは時代に逆行した税金の使い方だと思うわけです。
私は「格差をなくせ」と言うつもりはありません。現在の経済システムの中で、格差が生まれること自体はやむをえない面があると思います。しかし、経済的強者はほおっておいても安心して暮らしていくことができますが、弱者はそうはいきません。弱者でも安心して暮らしていくことができるようにするために、積極的に税金を使っていく。そのことによって現在の経済システムで必然的に生まれる格差を是正していく。それも、現在求められている政治の新しいスタンスだと思うです。
沼津で問題になってきた鉄道高架化の問題も、そうした視点で問題解決に取り組んでいかなければんらない、というのが私の基本的な考えです。長くなってしまいしたが、とりあえず。
Posted by: eichan | 2006年11月08日 10:19
判りやすいコメントありがとうございます。40も半を過ぎてしまってから自分の生き方、足りなかった事に気付き情けない毎日を送ってしまっています。少なくとも自分の子供達には同じ思いをしてほしくない。ただそれだけが今の願いです。
活気ある沼津でイキイキとすごしてほしい。
本当にその為なら高架も空港もアリというのが私の考え方です。
ただし、外から見ていても沼津に帰ってきてみても行政にはその目標というかこうしていく、こうなるという姿が見えません。
ただ作ればいいでは無く、夢を語り、それを現実化させる。その為にどう今をこれからを。だから市民のみなさん県民のみなさん一緒にこのように行動してください。
そんな行政を期待しています。
首から上では無く首から下でLEADしてくれる行政となる事を期待します。
訳も分からないオッサンなのに、偉そうにすみませんでした。
Posted by: ゆうじ | 2006年11月10日 00:01
>本当にその為なら高架も空港もアリというのが私の考え方です。
私もそう思います。ところが、本当にそうなのかがハッキリしていないのに、「決まったことだから」などと言って、キチンと説明もせずに強引に進めようとするのがオカシイと思う、というコトなのです。
>訳も分からないオッサンなのに、偉そうにすみませんでした。
いえいえ、率直なご意見を今後もよろしくお願いいたします。
Posted by: eichan | 2006年11月11日 00:39