昨年冬にSMAPが歌った「ありがとう」の歌詞にこんな部分がありました。
『こんな僕でも見捨てなかった
こんなにも素敵な人たちがそばにいてくれた
ありがとう ありがとう ありがとう』
10年前、「沼津の人も100%羽田空港ではなくて、静岡空港を使う」という無謀な静岡空港計画を見直そうと訴えて、空港予定地のある故郷で選挙に出たことがありました。
地元では事務所を借りることもできませんでした。選挙直前にやっと契約ができたと思ったら、翌日の朝4時半(!)に断りの電話が来ました。契約したガソリンスタンドからも後日断りの電話が来ました。
ポスターの顔がえぐりとられ、何枚も破かれました。屈することはありませんでしたが、大勢に異を唱えることの難しさと、世間の冷たさを肌で実感しました。
その数年後、教え子の家に行ったとき、教え子の父親であるその人は、日曜大工で食器棚を作っていました。もらった名刺で、日本で最大手の証券会社の部長さんだというコトが分かって少しビビりました。大勢の側の人からは、心良く思ってもらえないだろうと、過去の経験から思っていたからです。
関西出身のその人は、そんなそぶりをミジンも見せずに、自作のタコヤキやお好み焼きを食べさしてくれました。千本浜の花火を見ながらビールを手渡してくれました。数日前に「頑張ってますかァ」と声をかけてくれました。
2人の教え子のお父さん。ずっと応援してくれているお母さんのご主人が、53才の若さで急逝されました。
大勢に異を唱えるような、こんな僕でも暖かく迎えてくれた
ありがとう ありがとう ありがとう
そう唱えながら、ご霊前で手を合わせました。
本当にありがとうございました・・・。