●再会
実は私はそば好きなのですが、お蕎麦屋さんのそばは昼飯にはちょっとお高い。具も何もない「ざる」や「もり」で7、800円かかるコトもあるので、ラーメンやカレーのように食べ歩きをするのにはいささか難
がありまする。
そんな私が馴染みにしていたお蕎麦屋さんが、沼津にあった「そば善」さん。20年くらい前に生活クラブ生協で配送の仕事をしていた頃に、よくお昼に立ち寄ったものでした。600円の「大ざる」は普通のお店の1.5倍くらいあるのに、おかわりもできるという大盤振る舞い。
高校の先生をなさっていたご主人が、そば好きが高じて開いてしまったというお店でした。そばと旅行が好きな方で、どこに行ってもそばを食べるのだけれど、気に入るそばがナカナカないのでだったら自分で作ろうと思い立ってお店を始めたのだ、というお話をカウンター越しに聞かせていただいたコトを覚えています。やはり高校の先生をなさっていたという上品な奥さんと、そば好きなご主人による庶民的なお店でとてもフェイヴァリットな(お気に入りの)お蕎麦屋さんだったのです。数年前に訪れたら、もうお店はたたまれていて、とても残念に思っていました。
昨日の朝の街頭演説で沼津駅南口でチラシをまいていたら、その奥さんに出会うことが出来ました。聞くとご主人は亡くなられたとのコト。「ずっと中村さんのことは応援していますよ、頑張ってください」と励ましていただきました。とてもうれしく思うとともに、そばのコトをうれしそうに話すご主人の顔が思い出されました。
苦労しながらも自分の好きなコトをやっている人間の姿は美しい。改めてそう思いました。私も自分の心に忠実にガンバらなくちゃ!
