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2007年08月21日

●船出

今日は、静岡空港反対地権者と、空港予定地周辺の山の中で作業を行ないました。山に入るのは久しぶり。ずいぶん様子が変わってしまったコトにオドロキました。オオタカの巣があった木も、貴重種のランがあった林もすっかり無くなっていて、選挙戦に追われていた、この間の時の経過を思い知らされましたデス。

  それでも「できるコトは何でもやってみよう」の精神で、今日も作業に励みました。反対地権者は20年、私個人は12年、この静岡空港問題に関わってきて、ホントにいろいろなコトがありました。土地の強制収用も認められてしまった現在、ほとんど戦いの終局を迎えているわけですが、「それでも何かできるコトはないかいな?」と思って、今日も行動しているわけです。

  先の県議選において、沼津市で出馬した某左翼政党の候補者は、マスコミのアンケートに対して「静岡空港建設は中止します」と現在の状況を全く省みずに答えていました。土地収用委員会での戦いの場に一切登場せず、この間の戦いの経過も知らず、日常の現場においてもほとんど努力をしていないと思われる人が、よくもまあヌケヌケとそんな主張ができるモノだなあと呆れました。

  参議院選において出馬した医師の方は、「静岡空港はこれから莫大な建設費用がかかるから中止すべき」などと主張していました。9割以上の費用が使われている現実を知ることもなく、また中止させるための具体的な努力を自らは何ら行ってこなかったのにもかかわらず、このような主張をする姿に、やはり呆れさせられました。

 そして、そんなカタチばかりの主張が一定の人に支持されるのも、現実であるようなのでした(無論そうした主張自体は基本的には良いコトなのですが・・・)。

  無責任に夢を語って強引にコトを推し進める権力者。決まったコトだからと、矛盾を承知でコトを進める県の官僚。それを根底から批判できぬマスコミ。カタチだけの批判しかやる気の無い批判派。無関心な多くの市民・・・。そんな中での苦闘の10数年間でした。

  暑さの中の作業で疲れて、いささか酔っていますので、妄言を許していただきたいとは思います。でも、世の中とはそういうモノなのでありましょう。それが現実なのだと、この10数年間の経験で思い知らされました。

  しかし、少数でもホントの意志のある、気骨のある人たちがいたコトも事実です。そうした存在に励まされながら、現実という大海の中に新たな海図を描いて、改めて船出していきたいと思うのデス。

 「ただ睨んでいても壁に穴を開けるコトはできない」(達磨大師)。

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コメント

連日の暑さで思考回路も溶けてしまいそうですよね。強い意志胸に刻んでいても、ふと弱気になってしまうのも人間だからではないでしょうか?ふと立ち止まりまた前進する。これが我輩のポリシーでR..

>ふと立ち止まりまた前進する。これが我輩のポリシーでR..

なーるほど。時には立ち止まるコトも必要なんでしょネ。フムフム。

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