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2007年08月31日

●本の旅 『真っ当な株式投資』

昨日、ある政治家主催の会合に出席しました。会の内容をよく知らずに参加したのですが、20~40代の政治に関心のある人を集めて、政治指導者像を語るというモノだったようです。いろんな意見交換がなされる中で、これから2年間続けていくという発言も耳にしました。2年後という中長期的展望をもっての政治活動のスタートというコトなのでしょう。

 この1年間、自分の県議選からきべいちクンの参院選と目まぐるしく動いてきて、戦いが終わってからのここ数十日はダラダラと自堕落な日々を過ごしてきましたが、そろそろ2年くらいの中長期的な展望をもって活動する準備を始めていかなければと思ったのでした。

 帰ってきて、板倉雄一郎著『真っ当な株式投資』という本を読み終えました。著者は、かつてIT企業経営者として一世を風靡した後没落。その経験を記した『社長失格』という本を興味深く読んだコトがありました。

 「株式投資とはより良い社会を創るための議決権の行使である。価値ある企業、価値ある経営者に投資することによって未来への影響力を行使すべき。投資することでそうした企業を応援し成長させることによって、より良い社会を創ると共に、長期的に高い利回りを得ることによって、社会も投資者も得をする。儲けだけを追い求めた短期的投資は、パチンコと同じ遊戯か投機にすぎない。」という主張(私なりの解釈ですけど)には共感できました。

 短期での損得に目を奪われず、自分が価値のあると思った企業に長期的視野をもって投資していくべきであり、その企業が成長していくコトによって長期的に利回りがもたらされるのだと。

 その考えを、政治活動の場に置き換えてみたらどうなるのでしょうか?より良い社会を創るために政治活動があるのであり、そのための投資として選挙というモノがあるとするならば・・・。

 一般的には、価値ある企業の成長というよりも株式投資の儲けに目を奪われてしまうように、選挙に勝つか否かに目を奪われてしまうものです。「投資は儲けなきゃしょうがない」と言うように「選挙は勝たなきゃしょうがない」との言葉もよく耳にします。それはそれで部分的には正しいとも思いますが、「選挙に勝つ」=「より良い政治を実現する」という単純なモノでもないことは、いくつかの勝利の結果の経験の中で痛感してきています。

 思い起こせば、96年の自分の衆院選挑戦という乾坤一擲の投資は、以後の県知事選につなげることができました。その点では、その後の未来に影響力を与える投資とするコトができたと言うコトができるかと思います。00年の町長選挑戦は投資効果が少ない失敗例でした。07年の県議選は、きべいちクンの参院選につながり、その成果をこれからどのように生かすのかが、今後の活動に問われているわけです。

 そうしたコトを考えつつ、そろそろ自堕落な日々に終わりを告げて、2年くらいの中長期的な展望をもって活動を始めていこうかなと思った、8月の終わりの日なのでありました。

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