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2009年11月29日

●デフレ

写真は、今夜のNHKのテレビ番組「追跡A to Z」の映像。『安売り競争の裏で何が なぜ?ジーパン690円 恐怖のスパイラル! 貧困と価格』がタイトルだった。リーマンショックから始まった金融危機以来、消費が低迷する中で、PB(プライベートブランド)のような安さで勝負するモノが急速に売り上げを伸ばしている。

しかしその結果、メーカーの利益率も低下。賃金の引き下げや雇用の減少、倒産の増加を招き、日本全体がデフレスパイラルに陥っているという内容だった。

おととい近くのホームセンターに買い物に行った。 食パン〓88円、ゆでうどん25円、単三乾電池4本78円、中濃ソース92円、モヤシ19円、蛍光灯単管98円、スライスチーズ10枚178円、豆腐71円、味付け鶏肉が半額109円で合計758円!!

こんだけ買って800円しないの?と正直思った。 ゆでうどん、乾電池、ソース、モヤシ、蛍光灯はまさしくプライベートブランドのモノ。全体としては、普段買い物している地元スーパーの2割安という感じで、まさしくデフレ。

さて、物価が下がり続けるというこのデフレーション。戦後に生まれ、高度経済成長の中で育った世代としては、物価が上がり続けるインフレーションしか実感がないのだけれど、近代(明治維新以降)の日本においても本格的なデフレになったコトは、実は二回あった。

一回目は明治時代中期のいわゆる「松方デフレ」の時代(当時の大蔵大臣松方正義にちなんで名付けられたモノ)。二回目が、昭和初期の「金解禁デフレ」の時代(城山三郎の小説『男子の本懐』のモデルとなった、浜口雄幸首相と井上準之介大蔵大臣によって行われた金解禁政策がきっかけとなったモノ)。

今日のNHKの番組では、企業のデフレ対策が取り上げられていたが、政治による政策的な対応を考えるためには、この二回の歴史的な体験について学ぶ必要がある。で、それについては、第1回河上肇賞を受賞した(河上肇は戦前に活躍した有名な経済学者)『脱デフレの歴史分析』という名著があるのですが、その内容についてはまた次回!

「防衛大の棒倒しの話も、また次回と言って放置されたまんまジャン?」と言われそうですが、お酒が回ってきてしまったので、今日のトコロはお許しあれ。今度は本当に書きますから(笑)、よろしくお願いしますm(__)m。


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コメント

この番組は私も見ました。しわ寄せを受ける中小企業(やその従業員)の立場に立って見たので、なんだか暗澹たる気持ちになりました。
途上国の立場から見ると、どうなのでしょうかね?全世界同一賃金(国家間格差是正?)への一過程なのか、格差固定につながるのか。。

この間パソコンが使えなかったため、コメントの確認ができず、失礼をいたしました。

世界的には、国民経済の枠が解体していく中での賃金の平準化の現象なのでしょうが、国家の中で見ると貧富の格差の拡大と固定化というコトなのだと思います。

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