●マンガの旅「キーチ VS 」
新井英樹のマンガを久々に買った(そもそも寡作だしね)。痴呆症の母親を抱えた中年男が自殺に追い込まれる。そこまでの過程の描き方はさすがだ。母親を介護していた頃を思い出してしまった。
コミックの裏書に「この作品は明るく楽しい漫画ではありません。」とある。
まさしく、そのとおり。
「新井英樹の漫画ですから、気をつけて読んでください」
明るくも楽しくもない。けれども読みたくなる、読んでしまう。それが新井英樹のスゴイところ。
「内容はというと。主人公キーチが世の中の不快なものと闘う話です。正義や平和を求めて闘ったりしません。あしからず。」
なるほど。現在テレビ静岡で木曜深夜に再放送されている、松田優作主演の名作ドラマ「探偵物語」にも通ずるテーマ。これからの展開が楽しみだっ!
