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2010年04月29日

●サヨナラ歌舞伎座とカブキ初体験

東京東銀座にある歌舞伎座の最終公演が昨日終了。建て替えのため閉場することになったそうなのだが、実はそのサヨナラ公演に先日行ってきた。

  歌舞伎なんてまったく未知の世界。そもそも、サヨナラ公演なんてモノがあるコト自体知らなかったのだが、歌舞伎ファンである友人の奥さんからお誘いがあって、チケット代持ってくれるとの甘〜い言葉に「それなら!」とのったのであった(笑)。

  前日に解説本を買って、一生懸命読んでから公演に臨んだのだが、「歌舞伎って気取った世界?」という先入観はまったくの間違いだというコトが良く分かった。

  登場人物はいわゆる悪人が多いし、ストーリーも単純明快だ。要は庶民のためのエンターテイメントだったのね!

  義太夫節でセリフが語られる一幕目の芝居は、連日の睡眠不足もあってついついウトウトしてしまって、こりゃイカンと思って二幕目に臨んだ。すると、「月も朧(おぼろ)に 白魚の 篝(かがり)も霞(かす)む 春の空」てな感じの五七調のセリフが繰り広げられて、集中して楽しむコトができた。

  決めのシーンでは「こいつぁ春から 縁起がいいわぇ」のセリフ。「そっか、これって歌舞伎のセリフだったんだぁ〜」と初めて知った次第で面目なし(汗)。

  自分なりのデタラメな解釈では、「カブク」とはどっちかに偏って真っすぐではないさまをいい、そこから「常識外れ」や「異様な風体」を表すようになった。そして「カブキ者」という生き方や言葉が生まれ、芸能としての歌舞伎につながっていったというコトのよう・・・。

  まさしく歌舞伎は気取った世界ではなくて、カブいた人による他者を楽しませる興行・エンターテイメントであった。面白い!

  機会があったら、また行ってみたいと思った。今度は安い立見席でね!


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