2011年11月09日

●経済研究会日記オリンパス株暴落

 オリンパスが、90年代の財テク失敗で生んだ巨額の損失を隠していたコトを昨日の記者会見で認め、マスコミ各社がいっせいに報道するようになった。

 先月中頃に、マイケル・ウッドフォード社長を突然解任したオリンパス。カメラのメーカーとして有名だが、実は医療用の内視鏡で世界のシェアの7割を押さえる優良企業だ。

 社長解任以降のゴタゴタで、2000円台だった株価が、先月後半には1200円台まで下落。

 本来は技術力が高い優良企業なのだから、ここは株の買い時かと思って調べてみた。すると、『FACTA(ファクタ)』という経済誌が、このゴタゴタの背景にある損失隠しの問題を、その8月号と10月号で明らかにしていたコトが分かった。

 『FACTA』のの発行人である阿部重夫氏は、日本経済新聞の論説委員、編集委員、『日経ベンチャー』編集長などを経て退社し独立。そして、「FACTA」を発行するファクタ出版を立ち上げたという。

 その阿部重夫氏のブログを見てみると、アメリカのFBIが捜査に着手したことに触れた上で、「早晩、菊川剛会長兼社長と森久志副社長の退陣は必至でしょうね。もう年貢の納め時。次は日本の捜査当局ですぞ。」(10月18日ブログ記事)と断言していた。

 証券会社に行って確認すると、「最悪のケースで、JALのように上場廃止となった場合は、購入した株は価値を失う」とのコト。
「それじゃあアブナイねぇ〜(笑)。」と株購入は見送り、様子をうかがったトコロ、マスコミの突っ込んだ報道がなされぬ中、一時オリンパスの株価は上昇に転じたりもした。

 しかし、観念した(?)オリンパス側が損失隠しを認めた昨日から株価は急落。今日もストップ安まで落ちて、2000円台だった株価はとうとう584円に・・・。

 巨額の損失隠しは、株式市場への信頼を失わせる行為なので、オリンパスが上場廃止にまで追い込まれる可能性は十分ある。

 それにしても、『FACTA』の報道を通して事態は承知していたであろうに、「早急に調査を進め、問題の真相を株主に説明してほしい」(10月25日日本経済新聞社説)なんて論調で、お茶をニゴしていた日経をはじめとするマスコミって何なんだろう?

 マスコミの報道が進まなかった先週に、自分と同じように考えて株を購入し、その結果痛い目を見た個人投資家は結構いるのではないか?

 「日本の個人投資家は、もっと日本の株式市場に投資を!」なんてコトを普段訴えているクセに、このザマとは・・・。シッカリしてほしいモノだ。

 同時に「FACTA」のようなメディアには頑張っていってほしいモノである。
 
 ちなみに写真は、私の初めてのマイカメラ、「オリンパスOM1」。亡き父がムリして買ってくれたモノで、数少ない父からもらったモノの一つである。

 学生時代はこのカメラをよく利用したもので、こうした愛着もあってオリンパス株を買おうかと思ったのだが、買わなくて良かった〜(笑)。


●海

今日は、気温がグンと下がったコトもあって、海での素潜りは断念。

代わりに夜釣りに出かけましたが、釣れるのは外道のネンブツダイばかり…。
早々に引き上げとなりましたが、執念を見せた友人が別なポイントで磯スジエビ捕りにトライ!

で、捕ったエビを揚げたのが、写真の天ぷら。うどんと一緒に食べたら、美味かったぁ〜♪。