2006年03月06日

●アエラ

久々に週刊誌アエラを買った。有力高校の偏差値には表れない人材輩出力という記事に興味持ったのだけど・・。

人材を出す力は単純な学力とは違うという記事の総論は面白いけど、その論を裏付けるデータの中身はイマイチ。

この雑誌の特徴だけど、情報の厚いところと薄いところがモザイク状になっている。地域的には大都市圏高学歴・大企業従事者に情報源が偏っているため、データも偏っていて、そこから導き出される結論も信頼性が薄くなってしまう。

例えば、作家の林真理子や社会学者の中沢真一など(わたしゃ二人とも好きじゃありませんがあ)などを輩出しているとともに、ラグビーの強豪校校でもある山梨の日川高校が全国調査の対象になってないのは解せないし・・。

静岡県で唯一対象となった浜松北高卒の人材に、NHK会長やNTT東日本社長が入っている一方で、小柳ルミ子と離婚したタレントの大澄賢也、天然ぼけキャラのジャズ歌手鈴木重子、サッカー実況のスペシャリストであるフジテレビ青島アナウンサーなどが入っていないのも・・。

そんなところに、この雑誌と、その主要な読者層である大都市圏中間層の視野の狭さが表されていると思うのは、私だけですかねええ。


2006年02月15日

●本の旅 1

松原隆一郎著「分断される経済 バブルと不況が共存する時代」NHK出版1020円。 非常に面白い、刺激的著作。なぜ景気回復が政府によって叫ばれながら、実感が持てないのか?なぜ社会の中で不安感が増大しているのか?

こうした疑問への解答を、ライブドア問題、BSE牛肉輸入問題などの事象に関連づけながら、分かりやすく理論的に説き明かしている。

 小泉−竹中平蔵ラインの構造改革路線に疑問を感じていた人、感じ始めた人には『我が意を得たり!』となるカモ。